チャイナなブログ ANDOR Kishimura

三国志など中国語のドラマや日常情報について綴ります

楚漢伝奇(項羽と劉邦) 第10集

今日は春分の日ですね~
気温もグングン上がって来て、関東では桜が咲いているとか。関西は来週あたりから咲くようですね。
 
さて、楚漢伝奇です。今28集まで観ていますが、粗すじアップは第10集です。
(★画像は全て風行網から転載しています)
この集は、趙高一派が兄の扶蘇を死に至らしめた事、項羽達は大志はあるものの経済的に困窮し、仕方なく伯父の項梁が秦の郡政府に入ること、そして趙高が政治を独占する為に胡亥を腑抜けにして行くお話です。
 
噂の胡亥ですが、毎日不安でたまりません。
趙高らは、始皇帝の名を騙って扶蘇に自殺を促す文書を送っていたのですが、本当に死んでくれるのか心配しています。
だって、扶蘇はデキル男として臣下の評判も高く、胡亥自身でも兄さんには敵わないな~と感じていたから、生きていたら目の上のタンコブもいいところなんです。
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しかし、扶蘇兄さんは本当に自殺してしまいました。
周囲の人達は「文書なんて偽物だから、従わなくていい」と言っていたのに、「父皇帝の命令には従うべき」と、命を絶ったんですね。何で?! ちょっと、律儀すぎないかな。趙高達の思うツボですね。
 
さて、こちらは項羽、伯父の項梁、項庄らです。
本当に生活に困っていて、少しのお焼きみたいなものを分け合って食べています。
こんなに体格の良い男性達が、たった2、3個のお焼きでお腹一杯になるはずないですよね。
 
おまけに家賃も滞納しているようで、大家さんが催促に来ます。
「大の男が何もしないで一日中家の中に居るなんて、庶民の私には解りませんな~」と大家さんに嫌みまで言われ、項羽や項庄はムカッとして言い返します。
そこは年の功の項梁が「まあまあ、家賃は払いますから」と丸く収めます。
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その夜項伯が戻って来て、「郡守(知事さんみたいな人)が項梁兄さんに手伝って欲しいと言っていますよ」と就職口を持ってきます。
楚の将軍の家柄であり、打倒秦を目指している彼らにとっては屈辱的な話ですよね。
もちろん項羽は「何で項家が郡守なんかの配下にならないといけないんですか!」といきり立ちます。
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しかし、生活も有るので結局就職する事になりました。仕方ないですよね。
 
またまた、こちらは趙高と胡亥。
胡亥以外の兄弟が生きていると皇帝の座を狙われて邪魔なので、殆どを殺してしまおう、と趙高が提案します。
胡亥は扶蘇以外には、そんなに脅威を感じていなかったのですが、趙高の言いなりになってしまいます。
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胡亥は憧れの皇帝の座に就いたのですが、もう一つシックリきません。
自分の予想していたものと違うようで、毎日不機嫌に過ごしています。
 
そこへ付け込んだのがこの趙高。
「皇帝は余り外に出ず、たまにお顔を見せるから威厳も出て来ます。なので、陛下も何も毎日毎日朝議を開いて大臣に会う必要は有りません。」
 
普通はこんな事を言われたら余計に警戒すると思いますが、胡亥って本当におバカさんなんですね。
「そうだ!その通り!」とアッサリOKしてしまいます。
 
胡亥以外の皇子、皇女が殆ど殺された中、扶蘇の息子「子嬰」と姉はお互いに用心しようと励ましあいます。
(ただ、ウィキでは子嬰は始皇帝の弟、又は胡亥の兄?との説も書かれています)
特に弟の子嬰は聡明で、父親が趙高達に殺された事は分かっていますが、姉には決して感情を表に出さないように、と諭します。
実はこの子嬰は、後に胡亥が趙高に殺された後皇帝になる人なんですね。わずかに46日の在位でしたが…
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さて、胡亥は前皇帝の影が残っているようで嫌だ、と阿房宮の改修をしますが、その経費が半端無く凄い!
もちろん増税で賄う訳で、庶民の暮らしは厳しくなるばかりです(どっかで聞いた話ですね)
このままで行くと庶民の反発を招き反乱が起きると心配した李斯達が 改修を中止して下さい、と進言しますが…
 
これを聞いて胡亥は、「先帝も改修したじゃないか!先帝は良くて、自分がやると何でダメなんだ!」と逆上します。このままでは逆臣になってしまうので、李斯達も諦めざるを得ませんでした。
 
余談ですが「阿房宮」は「アホ」の語源だそうです。
そんなに歴史が有った由緒正しい言葉だったとは・・・
昔の中国人も「阿房!」と言えば「アホ!」と同じ意味で言ってたんでしょうか。面白いですね!