今日は春分の日ですね~
気温もグングン上がって来て、関東では桜が咲いているとか。関西は来週あたりから咲くようですね。
さて、楚漢伝奇です。今28集まで観ていますが、粗すじアップは第10集です。
(★画像は全て風行網から転載しています)
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噂の胡亥ですが、毎日不安でたまりません。
だって、扶蘇はデキル男として臣下の評判も高く、胡亥自身でも兄さんには敵わないな~と感じていたから、生きていたら目の上のタンコブもいいところなんです。
しかし、扶蘇兄さんは本当に自殺してしまいました。
周囲の人達は「文書なんて偽物だから、従わなくていい」と言っていたのに、「父皇帝の命令には従うべき」と、命を絶ったんですね。何で?! ちょっと、律儀すぎないかな。趙高達の思うツボですね。
さて、こちらは項羽、伯父の項梁、項庄らです。
本当に生活に困っていて、少しのお焼きみたいなものを分け合って食べています。
こんなに体格の良い男性達が、たった2、3個のお焼きでお腹一杯になるはずないですよね。
おまけに家賃も滞納しているようで、大家さんが催促に来ます。
「大の男が何もしないで一日中家の中に居るなんて、庶民の私には解りませんな~」と大家さんに嫌みまで言われ、項羽や項庄はムカッとして言い返します。
そこは年の功の項梁が「まあまあ、家賃は払いますから」と丸く収めます。
その夜項伯が戻って来て、「郡守(知事さんみたいな人)が項梁兄さんに手伝って欲しいと言っていますよ」と就職口を持ってきます。
楚の将軍の家柄であり、打倒秦を目指している彼らにとっては屈辱的な話ですよね。
もちろん項羽は「何で項家が郡守なんかの配下にならないといけないんですか!」といきり立ちます。
しかし、生活も有るので結局就職する事になりました。仕方ないですよね。
またまた、こちらは趙高と胡亥。
胡亥以外の兄弟が生きていると皇帝の座を狙われて邪魔なので、殆どを殺してしまおう、と趙高が提案します。
胡亥は扶蘇以外には、そんなに脅威を感じていなかったのですが、趙高の言いなりになってしまいます。
胡亥は憧れの皇帝の座に就いたのですが、もう一つシックリきません。
自分の予想していたものと違うようで、毎日不機嫌に過ごしています。
そこへ付け込んだのがこの趙高。
「皇帝は余り外に出ず、たまにお顔を見せるから威厳も出て来ます。なので、陛下も何も毎日毎日朝議を開いて大臣に会う必要は有りません。」
普通はこんな事を言われたら余計に警戒すると思いますが、胡亥って本当におバカさんなんですね。
「そうだ!その通り!」とアッサリOKしてしまいます。
胡亥以外の皇子、皇女が殆ど殺された中、扶蘇の息子「子嬰」と姉はお互いに用心しようと励ましあいます。
(ただ、ウィキでは子嬰は始皇帝の弟、又は胡亥の兄?との説も書かれています)
特に弟の子嬰は聡明で、父親が趙高達に殺された事は分かっていますが、姉には決して感情を表に出さないように、と諭します。
実はこの子嬰は、後に胡亥が趙高に殺された後皇帝になる人なんですね。わずかに46日の在位でしたが…