アジア な  ブログ

三国志など中国語のドラマや日常情報について綴ります

楚漢伝奇(項羽と劉邦) 第19~20集

ブログは物凄く久しぶりのアップとなりました。3週間ぶりですね・・・。
その3週間、2回も中国へ出張していました・・・。ドップリ中国。
 
現地で「新編集部物語」と言うコメディを観てたんですが、新三国「貂蝉」の「陳好さん」やら、楚漢伝奇「范増」の「孫海英さん」が出てましたよ~。
(上海グラントの「丁力役」の役者さんが結構主役級でした。真中の男性)
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え~范増がスーツ着てる~、なんて現代のドラマだから当たり前なんですが。
楚漢でもケッタイなオジサンですが、ここでもケッタイな雰囲気を醸し出していました。
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さて、楚漢伝奇ですが、久しぶりなので19集と20集の2回分まとめてアップします。(画像は全て风行网からの転載です。)
 
今回は項羽も劉季もあんまり出て来ません。
 
先ずは19集。前回からの続きで、雍歯の寡婦レイプ疑惑です。
 
本人は何も弁解せず、処刑寸前まで行ったんですが、レイプされたはずの女性が「自分が雍歯が好きで望んだことです。殺さないで!」と訴えたため、処刑は中止。
ただ、寡婦とは言え嫁いだ人なので、雍歯は追放となりました。⇒すみません。これ、間違いでした。
雍歯は追放ではなく、鞭で叩かれました。(別の回と勘違いです・・・)
 
この辺、私には余り理解はできないのですが・・・。
寡婦でもまだ婚家の人だから? でも、お互い独身だよね。好き合ってたら何が問題なの??)
 
こちらは秦朝廷。
 
章邯将軍が胡亥二世皇帝に謁見し、「反乱軍が迫っており、これに立ち向かう為、恩赦を行い罪人で軍隊を作りましょう。自分はこれを率いて反乱軍と戦います」と願い出ます。
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趙高は面白くないものの、反乱軍の対処はどうしようもないので、これには何も言いません。
胡亥も許可したので、罪人で軍隊を作る事になりました。
 
この罪人の中にいたのが「英布」です。
 
この人、結構悪そうな感じで、軽く言えばヤクザ屋さんみたいな雰囲気です。
ただ若いころに「最初罪人になるが、後に大成する」と占いで言われたそうで、本人は「ホンマに罪人になったやん!占いは当たってたんや~」と喜んだとか・・・。(それってワザと罪人になったん??)
 
章邯はこの軍を率いて 函谷関で反乱軍の周文を破りました。
 
英布も2000人を率い将軍として大いに活躍したんですが、約束の報奨金が中々貰えません。
英布は利害だけで戦に参加しているので、さっさと秦に見切りをつけて項梁軍へ投降しました。
もちろん2000人を連れて。「カネの切れ目は縁の切れ目」ですね~。アッサリやね~。
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ここから20集です。
 
秦朝廷に章邯将軍の戦勝の報が届きますが、趙高は章邯の存在感が大きくなるのを嫌がって、将軍の戦勝祝勝会を取り消しにします。
それどころか司馬欣らをスパイとして章邯軍に送り込みました。
 
胡亥も晨曦公主も章邯将軍に会うのを楽しみにしていたので、ガッカリです。
(特に晨曦公主は章邯将軍との結婚が決まったので当然ですね。将軍の為にせっかくオシャレしたのに可哀そう)
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英布は項梁軍へ走ったのですが、闇夜に紛れて項羽が襲ってきます。
項羽は英布の投降を信用していなかったって事でしょうか??(ちょっと理解不明。味方なのにね)
 
英布は「項羽は世間では英雄と言われているけれど、夜中に襲ってくるなんて卑怯で大したことない」と言ったので、夜明けに一騎打ちしよう、と項羽も返します。
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一騎討ちはもちろん項羽の勝利。
項羽は「強いな~こいつ。殺すのは勿体ない。」と言う事で項軍に入る様に勧めました。
(前から項梁に翻ったんじゃなかったっけ?)
 
さて、また章邯陣営では、将軍と司馬欣達が今後の事を相談していました。
 
話題は、陳勝呉広らの反乱軍は殆ど平定したものの、四方そこら中に王が出てきて、いまや反乱軍だらけになっているがどうするか、ということです。
特に項軍は勢力拡大中だが、情報が少ないので、軽挙妄動はしないようにと決まりました。
 
と、そこへ軍の食料が盗まれたとの報告が。
章邯は、盗んだのは「劉一派」だと聞き、「劉?誰だそれ?」と一笑に付します。
劉季はまだまだ無名だったんですね~。
 
さて、次回は劉季達のお話になります。