商標横取りはアカンな~
北京の無印良品。
「無」が「无」になっていますが、中国では、こちらが本家だそうです。
少し前ヤフーニュースにもなっていた、
「無印良品」商標問題。
北京无印が、日本の無印良品を相手取って、訴訟を起こしていました。
誰がどう見ても良品計画さんの商標ですよね。
中国の人達だって分かっているはず。
なのに、中国のニュースでは「二回とも勝訴、良品計画に賠償金命令」ってなってました。事実とは真逆ですね。それ、恥ずかしくない?
日本経済新聞には、次の様な記事がありました。
「華流ブランド」ナイキやアディダスより「中国」が格好いい
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFK031AT0T01C21A0000000/
これが事実なら、この訴訟は敗訴にならないとおかしいですよね。
個人的には、かなり中国政府に気を使った内容かな、と思います。
特許事務所で働いている家族の話では、以前の中国は、特許や商標は割りと公平に審査されていたそうです。
が、最近は逆戻りだそう。
中国が国家の重点技術にしているものは、何かと難癖を付けて、特許を認めないらしい。
特許・商標の真似っこ問題は、中国国内の人達も苦しめているようです。
少しでも流行ると即真似商品がでるので、ものすごく高額な電子タグを付ける様です。
タグには個別の番号が付いており、メーカーWEB サイトで照会できるようになっています。
目に見えない資産は、真似して取ったモン勝ち、にしないで、きちんと審査する方が、中国にとってもパワーアップになるんじゃないかな、と思いますが……。どうでしょうか。