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三国志など中国語のドラマや日常情報について綴ります

楚漢伝奇(項羽と劉邦) 第16集

昨日は兵庫県淡路島沖で震度6弱地震が有り、本当にドッキリしました!
発生時間も18年前とほぼ同じで、まさか?!と気が休まりませんでした。
この1週間は気をつけておく必要が有りそうです。
 
さて、楚漢の粗筋です。
 
今回は16集です。
この回では、趙高が鹿を馬と呼ばせて反対勢力を一掃すること、虞姫が襲われ項羽が彼女を保護する事、韓信項羽軍に入ること、劉季軍の内部で雍歯と盧綰が仲違いすること等です。(結構盛りだくさん!)
(★画像は全て風行网から転載しています)
 
秦の朝廷では趙高が益々力を持ち始め、遂には荒唐無稽な事を言い出しました。
朝議の場に鹿を連れて来て、これは馬だと皆の前で言い切ったのです。
大臣達を自分の意見に賛成する者、反対する者に分け、反対者を牢に入れ処刑してしまいました。
 
これが所謂、「馬鹿」の語源と言われる出来事です。
 
胡亥も「馬だ!」と趙高に調子を合わせ、これより趙高は朝廷で独断専横に振る舞い、皆趙高の顔色を窺うようになりました。
胡亥は全部趙高に任せ、自分は後宮深く潜んで表に出てこなくなりました。
 
さて、項羽と希布です。
項羽が馬から降りずに希布に話しかけたので、希布は無礼だ!と怒ります。
項羽も「降りないからって、どうなんだ?」と売り言葉に買い言葉状態。
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二人は殴り合いのケンカをしてしまい、項梁から大目玉を食らいます。
私闘は軍営内では御法度、軍規にそむけば死罪になるのですが、この度のみ許されます。
 
こちらは虞姫。
何者かに一家が襲われ、虞姫の父は殺されてしまいました。
兄の子期も行方不明になってしまいます。
虞姫は父親の墓の前で 敵討ちを誓います。
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項羽は虞姫に一緒に仇を討つ事を誓います。
また、彼女を無理に自分のところへ連れて行き、保護します。
 
虞姫は嫌々項羽に従いますが、心労でやつれて行きました。
 
久しぶりに韓信の話題です。
 
韓信は親切なお婆さんに食べ物を貰っていましたが、お婆さんが、明日からここには来ないから別の人に食べ物を貰うように言うと、韓信は「いつか出世したら恩返しします」と言います。
 
お婆さんは「馬鹿な事を言ってないで、実直にしなさい」と窘めますが、本人は大まじめです。
その後韓信項羽の軍に入って行きました。
 
また、項羽と希布ですが、二人はずっとライバル関係になっています。
項梁が北進を決め、どちらも先鋒をやりたい、と申し出ます。
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項梁は二人に、先に城を攻め落とした方に従うように、と言い渡しました。
お互いに闘志満々、ライバル心剥きだしで張り合います。
 
劉季ですが、胡林を攻める事にして、留守を雍歯と盧綰、䔥何に任せました。
しかし、案の定、雍歯と盧綰は大ゲンカをします。
劉季は怒り、お互いに最期まで戦って決着をつけろ、と怒鳴りますが…
 
続きは次回にて。