チャイナなブログ ANDOR Kishimura

三国志など中国語のドラマや日常情報について綴ります

三国志 ポーカーフェイス司馬懿≪three kingdoms 85~95集≫

尖閣諸島の問題はさておき、日中韓はFTA交渉に入るようですね。
中国も政権交代して、少し雰囲気が変わって来たのでしょうか。
それとも、今回の司馬懿の様に、本音と建前を使い分けるクレバーな面が お互いにやっと出てきたのでしょうか…。
 
さて、今回の主役「司馬懿」は三国志後半の、諸葛亮のライバルとして出てくる人物です。
 
イメージ 2
 
 
彼は魏の重臣で、頭はもの凄く切れるものの決して表に出さず、ポーカーフェースで常に腹に一物、と言う感じの、諸葛亮に比べ、何となくグレーなタイプとして描かれています。
 
高希希監督の「新三国」では、このポーカーフェースも護身術だとして比較的ニュートラルに表現されていますが、やっぱり少し嫌な雰囲気を醸し出していますね。
 
 
 
それは、後に司馬懿が主君の曹氏を追いやり朝廷の実権を握った上、その孫が皇帝の座をも取ってしまうからです。
結局虎視眈々と玉座を狙っていた、と言うのが悪玉にされている所以かと思います。
 
確かにライバルの諸葛亮は、劉備の息子を一生盛りたてて行くのですから、仕方ないですね。
 
「新三国」で演じている俳優さん達も、その雰囲気が出ています。
 
こちらは司馬懿さん。「お前もワルよの~」と言う感じです。
 
イメージ 1
 
 
 
 
こちらは諸葛亮さん。男前ですね。
イメージ 4
 
 
 
魏呉蜀の三国鼎立の時代、諸葛亮は無敵の軍師として伝説的ヒーローになっていたようです。
 
諸葛亮、と聞いただけで相手が嫌がるような人だったらしいですが、その相手となるのが、魏では唯一司馬懿とも言われていたようです。
自他共に認める、諸葛亮のライバルでしたが、逆にそれを利用して自分のポジションを守った様にも描かれています。
 
諸葛亮司馬懿の対戦の中で、何回かは諸葛亮を倒せる機会が有ったのに、司馬懿はワザと諸葛亮を逃がしたのでは、と言うものです。諸葛亮さえ生きていれば、自分は重用されるから、と。
(中国人のブロガーもそう書いていましたね。「空城の計」はまさにそうらしいです。)
 
司馬懿ほど賢い人なら、目先の事より10年先の自分のポジションを考えても不思議ではありません。
 
ただ、このような人を臣下にもつ人は、その上を行く知謀と制御能力を持たないと、諸刃の刃になってしまいます。
魏の曹氏は曹操だけが完全に彼を操れたのでしょう。孫の曹叡になって、司馬懿に対する警戒感も薄れ、結局乗っ取られてしまったのですね。
(完全に操った曹操さん。役者が上)
 イメージ 3
 
現代にも通じる事じゃないでしょうか。1800年たっても、人間は変わりませんね~