チャイナなブログ ANDOR Kishimura

三国志など中国語のドラマや日常情報について綴ります

三国志 女性に冷たい曹丕と曹叡≪three kingdoms 84~85集≫

米国ではオバマさん、再選を果たしましたね~
中国の雅虎(YAHOO)のTOPページもオバマさんでした。
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中国語では「奥巴馬」なんですね~
 
さて、三国志です。
 
曹丕は 前回で書きました蜀呉同盟の復活(魏の使者は呉の孫権に煮殺されたのです!)に怒り心頭、大水軍を率いて蜀漢を攻めるも大敗北してしまいます。
 
その損害は赤壁並みだったとか。(ただ、これは史実にはありません。)
 
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新三国では、曹丕は太子に立つ前から肺病を病んでいた事になっており、壮年になり悪化し40歳で没します。
 
蜀呉への水軍攻めも、彼は自分が肺病で短命な事が判っていたため功を焦ったから、としています。
 
このあたり、「新三国」独自の解釈だと思いますが、曹丕の心情を細かく描いていて面白いと思いました。
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この曹丕にしても、先代曹操にしても、漢室に盾ついて挙げくに皇位を奪ったので、中国の民間では伝統的に嫌われていたようです。

最近になって評価が随分上がって来たようですね・・・・。

曹丕は嫉妬深く冷酷だと、人間性が最低のように言われていましたが、政治家としては歴史家の評価はそう悪いものではなかったみたいです。
 
それに、戦国時代は皆兄弟同士でも争っていたのですから、曹丕だけ冷酷扱いされるのはフェアじゃないですね。
 
高希希監督の「新三国」では、曹丕を、悪戦苦闘しながらも冷静に自己を分析し、対策を立て実行すると言う、まさに汗をかきながら太子の座を勝ち取る苦労人として描いています。
 
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その曹丕の跡継ぎが、子の「曹叡」です。
これで曹魏曹操曹丕曹叡と早くも三代目になった訳ですが、この三人を「魏の三祖」と呼ぶそうです。
 
曹叡曹丕に比べ評価がかなり高いですね。
 
彼は眉目秀麗な上に、呉蜀の度々の攻撃もかわし、内モンゴルも平定したらしいです。
 
但し文学の才能は曹操曹丕に及ばなかったらしいです。
 
それでも十分な才能があり詩集等も出したようです。
 
ほんとに、曹氏一門は文武両道の家系だったんですね~。
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しかし、曹叡も評価が高い割に、残酷だと言われた父の曹丕と同じ事をやらかしています。
 
二人とも、なんと自分の奥さんを殺してるんですね!
 
まあ、この時代はこの二人に限った事ではないのかと思いますが、大変女性に冷たい!
 
二人とも 最初は其々の奥さんに凄く夢中で大事にするのですが、一度他の人が好きになると、とたんに邪魔になってしまいます。
 
女性側からすれば、嫌みの一つも言いたくなると思いますが、言ったが最後「死を賜る」事になるんですね。別に殺さなくてもいいのにね。
 
特に曹叡は、曹丕に殺されたのは自分のお母さんなんです。曹叡も良く父を恨まなかったなと思いますし、曹丕も自分が殺した女性の子供を良く後継ぎにしたな、と思います。
 
この時代、身分の高い人が自分の奥さんを殺すことは大したことではなかったのでしょうか?
全く、三国時代に中国人の女性として生まれてなくて、本当に良かったな~と思います。
 
余談ですが、曹叡の母「甄氏」と曹丕の弟「曹植」が好き合っていたというおとぎ話も有ります。
 
二人とも曹丕に冷遇された美男美女として、格好の題材だったんでしょうね。
ちょっと韓国ドラマのストーリーみたいですが・・・。
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清朝時代に創られた奇談の短編集「聊斎志異」にも「甄后」と言う短編が有り、曹操曹丕については「あの世でも感じ悪い人達」と表現されていますが、曹植は「あの世で文書係り」と役付きになっています。
 
やはり、曹植と甄氏の恋愛談が影響しているのでしょう。
 
可哀そうに、曹操曹丕清朝でも嫌われていたんですね~