現在三国志は まだ93集を見ています。(何度も見直しているから、なかなか進みません・・・)
でも、最後の95集までキッチリ見ますよ!
どんなに優れた武将であろうと、「死」だけは平等に訪れます。曹操も病を得て大往生を遂げます。
跡取りは、曹丕です。
王位についた曹丕は「目の上のタンコブ」を片付けに掛かります。
兄弟達に圧力をかけ始めるのですね……
兄弟達に圧力をかけ始めるのですね……
しかし、さすがに殺す理由が無いので、曹植を呼び出し無理難題を吹っかけ、できなければ処刑することにします。無茶苦茶ですよね。
さて、その無理難題なんですが、「七歩歩く間に詩を詠めなければ、その命を絶つ」と言うもの。
曹植は文章に才能があるのだから、詩で自分の運命を切り開け、と言うことらしいです。
七歩って、多分1分もあるか無いかですよ。殆ど殺すことを前提にしています。兄弟なのにね・・・
詩のお題は曹丕が出題しました。
何と「豆」です。何それ。
しかし、そこは詩文の才誉れ高い曹植、丁度七歩目に見事一首詩を詠みます。
「煮豆燃豆萁,豆在釜中泣。本是同根生,相煎何太急」この詩は《七歩詩》として現在も伝えられています。
詩の解説は私より他の方が詳しく書かれていますので、ご参考に↓
大意としては、「兄上と私は同じ兄弟なのに なぜこの様に命のやり取りをするのか」と嘆いたものです。
ちょっとホッとしますね。
このエピソードは「七歩成詩」と言う成語になっていて、「頭の回転が速く才能のある人」の事を表現するそうです。
本当に文武両道の優れた一家だったのですね。

一方、残念ながら劉備側の子孫にはそんなに才能のある人が居ません。
だから、やっぱり廃れてしまったのかな・・・