Three kingdoms は現在「51集」を視聴中ですが、もう少し「
赤壁」のエピソードをアップします(^_^)
三国志は全編を通して「軍師」達の頭脳戦も魅力ですね~。
三国には、それぞれ素晴らしい軍師達がいます。
曹操には 「
荀彧(じゅん いく)↓」 「
司馬懿(しば い)」
孫権には 「
魯粛(ろ しゅく)↓」、軍師ではありませんが文武両道の大都督「
周瑜」
この時代役割が非常にハッキリしており、軍師たちが献策し、主君がそれを採用、将軍が実行します。
曹操が言っていた主君を頭とした三角形が綺麗にできているんですね~
ところで、
赤壁では
曹操は惨敗し敗走しますが、その時のこの三国の駆け引きがとても面白かった。
当時
曹操の力は絶大で、
劉備にしても
孫権にしても一国ではとても太刀打ちができません。
曹操を滅ぼすのは良いが、あと後
曹操の子供たちに「不倶戴天の敵」と狙われては、身が持ちません。
要は、
劉備軍の剣で「
曹操」を滅ぼさせ、恨みは
劉備軍が受ければ今度は
曹操軍が仇を討ちに「
劉備」を滅ぼす。
「
周瑜」は手を下さず、「
曹操」「
劉備」の両方をやっつけられます。
「漁夫の利」と言うわけです。
彼は「
周瑜」の策略をとっくに見抜いており、
曹操が通ると予測した道へ「
関羽」を配置します。
「
関羽」は以前「
曹操」から恩を受けており、義を本分とする
関羽は、きっと
曹操を討たずに逃がすだろう、と踏んでのこと。
関羽からすれば、軍令に背いた大罪ですが、
諸葛亮には織り込み済みのストーリーです。もちろん、
関羽が許されるストーリーも頭に入れての行動です。
諸葛亮には、
曹操を逃がすこともできるし、
関羽に対しても借りを作った事になり一挙両得。上手いですね~
曹操が敗走するだろうと予測した道は、一本道が途中で二股に分かれた内の一本ですが、
諸葛亮が
曹操の考えの裏の裏を読んだもの。
しかし
曹操も大した人で、これだけの負けなのに、自分は決して殺されない事を見抜きます。
すなわち、自分(
曹操)の宿敵にならない様に、
孫権と
劉備はお互いに牽制し合っている。
と言う事は、どちも自らは手は下さない。
本当に頭脳プレーです。
しかも戦地で 生死の掛かった大プレッシャーの中、これだけの思考ができるのですから、精神力も大したもの。
この頭脳が無ければ、力技だけでは切り抜けられない、と言う事なんですね~
すごいです!