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三国志など中国語のドラマや日常情報について綴ります

三国志 曹操死す ≪Three Kingdoms 第74集≫

久しぶりに三国志に戻ってきました。
 
Three Kingdomsは既に95集を見終わっています。
全巻見終わって、スケールの大きさと見ごたえに大満足しています。
 
本国では “アイドル三国志”と批判している人もいますが、今までに無かったエピソードを丁寧に描いていたり、曹操劉備の人間像も新しい(と言うより本来に近く)解釈が加えられていたり、とチャレンジャーな部分もあり面白く視ることができました。
 
日本でここまでのモノが作れるかな~。日本の時代物は紋切型で、面白くない。
織田信長なんて、あんな単純な人ではなかったんじゃないかと思います。
宣教師が描いた信長像は非常に知的でクールな感じですから。
 
と、愚痴ってしまいましたが、三国志で一番好きな「曹操」にも遂に最期の時が来ました。(淋しい~)
武将にしては 畳の上?(畳は無かったですね)での死という、とても恵まれた最期でした。
曹操の後は曹丕が継ぎます。(宜しければ前回を参考にして下さいね↓)
 
曹操は、曹丕が漢王室を終焉させ魏を建てたので、奸臣で極悪人の様に言われていますが、実は一番義を重んじた人です。
関羽の首と胴体を引き取り丁寧に弔っていますし、また、ずっと以前呂布を捕えた時、やはりその武勇を惜しんで自分に仕えるように申し出たりしていますよね。(でも、劉備がこれを邪魔したんですね)
一流の人や忠義の人を心から尊敬し、丁寧に扱おうとするのは、彼自身が一流だったからだと思います。
 
今回の三国志で一番心に残った曹操の場面は、中国でも同じように感じた人がいたようで、その部分を動画にアップされていましたので、ご紹介します。
赤壁で大敗した後、将軍たちに語った場面です。
内容としては
「世に百戦百勝の将軍はいない。今回我々は、赤壁で我々よりずっと弱小な孫劉に負けた。
その原因は、今まで我が軍が勝ち続けたからである。
勝ち続けたがゆえに、我々は怠慢になり敵を見くびった。今回の大敗は悪いことではない。
この失敗は、これから我が軍が如何に勝ち天下を取るかを学ぶ機会になろう」
(勉強になるな~自分にも言い聞かせます)
 
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