アジア な  ブログ

三国志など中国語のドラマや日常情報について綴ります

中国語との出会い-6

前回の続きです。
 
源氏物語」を読み込んで行きたいが為、中国語に興味を持った中学生の私。
 
渡りに船、とはこの事か!! 
何と中学生になると「古文」の授業があり、その中で「漢文」を教えてくれると言うではありませんか!
 
「漢文」の授業を喜ぶなんて、本当にシブい中学生だったのですよね~
(ただ、クラブ活動はバレーボールをやってました。その頃、「サインはV」が流行ってて、その点はミーハーな普通の中学生。年齢バレバレです)
 
いやー、漢文の授業、楽しかったな~。
何しろ「源氏」に出てくる詩人やら何らや、わんさと出てきて、あーこの人の文章だったのか~と合点が行くのですから、面白くて仕方なかったです。
 
あんまり「源氏」には出てこなかったけど、「王維」の詩にしびれました。
もう、何と言うか、まるで絵画なんですよね。
でも、私の感じ方もまんざらでは無かったようで、後で分かった事ですが、王維さん自身も「詩中有画、画中有詩」と言っておられます。読んで字のごとくです。王維の詩はまるで、印象派の絵の様でした
 
覚えている方がいらっしゃるかどうか分かりませんが、漢詩は絶句や律詩と言って、韻を踏む事を要求されます。ラップも韻を踏んでますが、漢詩もそうだったんです。
 
と、言う事は 今日本語で読んでるけど、中国語の発音が分からないと、本当はアカンのか~と中学生の私はショックを受けていたのでした・・・
 
次回へ続く・・・