「新三国」は第42集を視聴中です。
この回は、かの有名な「赤壁の戦い」火攻めの真っ最中!!
「スゴイ!!!」の一言です!
スケールの大きさ、兵士の死闘のリアルさ、暗闇と火焔の対比、どれ一つとってもスゴイ。
なんと「ロード オブ ザ リング」の制作スタッフも参加しているそうですね。
それでも、中国でこれほどの映像が作れるなんて・・・・
私は、鳥肌が立ち、涙が出ました。
プロの仕事人たちがプライドを掛けて作ったものは、十分に人を感動させるんですね!
一見の価値ありです!!
実際、水軍は呉の軍隊だし・・・
そこで、またまた互動百科の「周瑜」です。
http://a3.att.hoodong.com/23/26/01300000157105121159269260742.jpg
「迎曹」派と「拒曹」派に分かれたのですが、大方が「迎曹」派でした。
常識的に考えれば、投降案が妥当です。
呉の大臣達は、数からくる恐怖に支配されていたのです
頭から「無理!無謀だ!」と思っている人たちを説得するのは、確固たる信念と論拠がないとできません。
周瑜の分析はこうです。
・天意と大義名分
我々は賊を討つのだから、曹操は当然の報いを受けるはずだ。
・風評と実際の違い
兵力80万と言うが、冷静に計算するとそうではない。
実際は20万そこそこである。
・地の利
曹操は北の人であり、長距離を南下してきた兵士はかなり疲弊している。
加えて気候や水にも慣れていないので、15万の兵でかなりの数のものが体調を崩すだろう。
ホームとアウェイの違いですか。
・人心
ヤル気の無い兵士など、恐るに足りない
・曹操軍の内患
本拠地がまだ安定していなく、曹操軍は南下しているうちに後ろから攻撃される危険性がある
素晴らしい分析ですね。
天意から始まり、虚実の差、曹操軍に起こる脅威と非常に納得できるものばかりです。
もちろん、これらに対する自軍の強みもキチンと述べています。
いやー現代にも十分使えますよね〜
これで孫権は納得し、大臣たちに「拒曹」の大方針を出したのです。
パチパチパチ(拍手の音です)お見事!
結局、この火攻めで孫劉の連合軍は大勝利しましたよね。
規模だけで勝てるわけじゃない、その中身が重要で、知恵を使えば「小」でも十分「大」に勝てる事を教えてくれました。
だから、周瑜が主人公だったんだ・・・
ジョン・ウーさん、ごめんなさい。私の勉強不足でした・・・
補足ですが、周瑜はすごく男前だったそうです。
おまけに音楽に通じていて、酔っていても演奏でどこが間違ったか分かったそう。
モテただろうなあ・・・・