アジア な  ブログ

三国志など中国語のドラマや日常情報について綴ります

レッドクリフ1

久しぶりにレッドクリフⅠDVDを観ました。
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いやー面白かったなー。さすが、ジョン・ウー監督。戦闘シーンの大迫力は圧巻です。
 
彼の映画には必ず鳥が出てきますが、やっぱりこの映画でも、鳥のシーンがあちこちにちりばめられていました。
 
ところで、レッドクリフ三国志の「赤壁の戦い」を映画にしたものですが、日本と本場中国では三国志の人気キャラクターが違います。
 
日本では劉備諸葛亮に人気があり、曹操はどちらかと言うと悪役みたいですが、中国では曹操関羽にすごく人気があります。(関羽さんは神様になって、中国各地に関羽廟まであります)
 
日本で劉備や「三顧の礼」で迎えられた諸葛亮に人気があるのは、吉川英治さんの翻訳本の影響かな、と思います。(私は、あの本はあらすじを読むには良いけど、正直ちょっと単純にしすぎてるな~と思ってます)
 
ご存知の方も多いと思いますが、原本の曹操は、もっと知的で懐の深い人物ですよね。
 
ジョン・ウーさんも中国の人だからでしょうか、レッドクリフ曹操は魅力的です。
 
この映画でも曹操は 深いことを言っていました。
 
「用人不疑、疑人不用」  人を用いるなら疑うな。疑うなら人を使うな。
 
だから敵将であっても、人物だと見たら殺さない。かっこいいな~。劉備玄徳より、ずっと素敵!
 
レッドクリフで演じている俳優さんは チャン・フォンイー始皇帝暗殺荊 軻も演じていた人。
 
この人自身に人間としての厚みがあるので、曹操の懐の深さが立っているだけで滲み出てます。
 
休みを利用して 後編も見るつもりです!!