アジア な  ブログ

三国志など中国語のドラマや日常情報について綴ります

お月見

昨日 10月3日は 「十五夜」でした。

 

生憎関西は曇り空で 満月を見る事はできませんでした。(今晩はクッキリとお月さまがでていますが。)
曇っていましたが、せっかくなので「月見団子」を頂きました。
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このお団子の事を調べてみると、白いお餅は「里芋」を形どったもの, 餡子は月にかかった雲などを表しているそうです。
なぜ、「里芋」なの?と思い更に調べると、十五夜は別名「芋名月(いもめいげつ)」といい、里芋などの芋類の収穫を祝う行事」(ALL About 暮らしの歳時記より)だからだとか。

 

ところで、このお団子は、関西風だそうです。
私はずっと関西なので、この月見団子しか知らないのですが、関東の月見団子はまん丸だそうです。
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お隣の国中国でも「お月見」を祝います。中秋節と言って家族が揃って丸いお月さまを鑑賞します。
「団円」と言って丸いお月さまと家族円満を掛け合わせてお祝いをするそうです。

 

中秋節」に食べたり贈ったりするのが「月餅」です。
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中国や台湾で9月後半になると、デパートやお菓子屋さんのショウウィンドウには 一斉にこの「月餅」が並びます。
1万円以上する高価な月餅もあり、立派な化粧箱に入っています。

 

月餅は日本の月見団子とは全く違い、こっくりとした濃厚な味で、パイの様な皮で餡子を包み、中には甘くないものもあります。
中の餡の種類は何種類もあって、ハスの実や胡桃が入ったもの、卵黄が入ったものもあります。ラードをかなり使っているので、日本人には少し脂っこいかもしれません。

 

中国では「中秋節」は重要な祭事で、古代中国で皇帝が月を崇拝し祭っていた事に由来するようです。

 

日本の「お月見」も中国大陸から伝わったものかもしれませんね