一昨日から関西でも雪が降っていました。
本日も少し降っていて、久しぶりに寒さがビシッと感じられます。
さて、1月28日の「東方新報 日本語版」に面白い記事が載っていました。
以下、記事から転載です。
「中国の若者の間では2016年ごろから、自虐や自嘲といった若者の心理を表した「喪文化」が流行している。」
「「喪茶(SangTea)」という飲料店。白と黒を基調にデザインされた「喪茶」の店内には後ろ向きなメニューが並んでいる。」
(引用元の記事はこちら↓)
http://www.afpbb.com/articles/-/3160137
確かにメニューは、
・毎日残業スムージー
・お給料上がらずフルーツティ
・マンション下がるも買えないジュース
確かに、どうみても前向きではないです。
でも、関西人としてはメチャ受けますけどね!ぷぷぷ(^q^)
結構やるやん、喪茶。
お堅い人民日報では、やっぱりバッサリ否定的な反応です。
でも、これって悪いことですか?
中国は人口が多いから、競争も日本の比ではなく、一人っ子政策が続いたので、一人で支える部分もとても大きい。
中国独特の見栄文化の中で、見栄はって生きて行くのも大変。
ストレスの大きさは、推して知るべし、です。
そんな中で、喪カフェで自虐的なメニューのお茶を飲んだり、ネットでお互いに愚痴ったり、ガス抜きは必要でしょう。
今迄、優等生のサクセス・ストーリーだけだったのが、生活や思考にゆとりが出て、多様性が出て来た現れだと思います。
それは、ダメダメな現象じゃなくて、中国が普通の国になって来た証拠です。
押し付けの価値観だけでなく、自らの価値観を発信する人が増えて来ただけでしょう。
価値観までは国家が指導できないですよね。
当たり前のことだと思いますよ~。