チャイナなブログ ANDOR Kishimura

三国志など中国語のドラマや日常情報について綴ります

中国ドラマ「父母愛情」-2 第1~第10集

前々回ブログに書いた中国ドラマ「父母愛情」の続きです。
 
このドラマは 山東省青島と同省の農村部張店辺りのお話です
 
主人公は出身階級が全く違うひと組の夫婦。
夫は 張店の農民出身で今は青島で軍人をしている「江徳福」、妻は元大地主の資産階級出身「安杰」です。
イメージ 1
この時代、資産階級は悪の代表格に様に扱われていて、安杰との結婚にも徳福は昇進を犠牲にしました。
 
とは言え、徳福は彼女にゾッコンで職も失う覚悟でしたので、その位の事は気にもしていません。
 
彼女のブルジョアの習慣も受け入れ、身体を清潔にするようにもしています。
 
今なら清潔にするのは当然ですが、彼の同僚は殆ど農民出身で、そんな習慣が無いらしく「三洗丈夫」と揶揄します。
「徳福の奴、毎日顔も洗う、脚も洗う、おまけにお尻も洗うらしいぞ。三洗い旦那だね~」
 
徳福は怒ってはいますが、元々ノー天気な性格も有って、あんまり気にはしていません。
 
こちらは安杰。彼女の家族もブルジョアで、会食はレストランで洋食を食べます。
 
会食では、皆がナイフとフォークで食事する中、徳福だけはお箸で食事をしています。
たしか、蒋介石も夫人はアメリカ留学をしていて家も全部洋風なのに、蒋介石だけが中国風にお箸で食事をしていたと言うのを思い出しました。
イメージ 2
 
徳福は、話し方や食事のマナーもちょっと下品な感じなので、安杰の家族からは裏で馬鹿にされています。
そんなことで、安杰は実家とは疎遠になって行くのです。
自分の夫が馬鹿にされるのは 辛いですよね…。
 
かれこれするうち、安杰が出産し、育児の手伝いにと徳福が妹の「徳花」を張店から呼び寄せます。
イメージ 3
この妹がまたスゴイ。
 
自分の事は「俺」と言い、都会のものに接した事がないので、水洗トイレも使い方が分かりません。(これは仕方ないですよね)
 
日本でも「俺」という男性がいますが、元々中国の農村の言葉だったんですね~
 
安杰はガサツな義妹(自分よりはるかに年上ですが)に良い感じを持っていなくて、最初に出会ったときに「手や顔洗ってはいかが?」と言います。
 
これには徳花もカチンと来たらしく、兄嫁とのバトルが始まります。
確かに「あなたは汚い」と言っている様なもんですもんね。ちょっと失礼だな~
 
安杰と徳花のバトルに 隣の嫁も加わります。
この人も田舎の農民出身で、徳花とは気が合っています。
イメージ 11
彼女も自分を「俺」と言い、徳花より更に方言がきつい感じです。
四声が標準語とは全然違っていて、当初何を言っているのか分かりませんでした。
(私のヒアリング能力にも原因が有るとは思いますが…)
この四声でも通じるなら、日本人の四声間違いなんて可愛いもんだな~と、変に自信がつきました。(^_^;)
 
ブルジョア出身の安杰を妬んでいるのか、安杰の清潔好きが嫌なのか、とにかく言わなくて良い事を徳花に吹き込みます。
安杰との結婚が、徳福の昇進に響いている事を徳花に話し、徳花は激怒。
 
一方、徳花は安杰の子供「国慶」の面倒を見ていたのですが、徳花の育て方が気に入らない安杰。
イメージ 12
 
お互いに不満が募り、ふとしたことから大喧嘩になり、遂に二人とも徳福の家を出て行ってしまいます。
 
イメージ 4
 
実家に戻った安杰。
徳花は字も読めない、教養がないと、徳花への不満を姉に愚痴ります。
この頃は文盲の人も多かった様ですね。
また、まだ簡体字ではなく、繁体字を使っていたようです。
イメージ 5
 
汽車で張店に帰る徳花。甥っ子だけはすごく可愛がっています。
イメージ 6
 
徳福は安杰の実家に何度も脚を運び、帰って来てくれるように頼みます。
安杰の実兄も彼女を諌め、徳福の妹を受け入れるように命令します。
イメージ 10
 
それでも安杰は帰らないので、子供を抱えて徳福は困り果て、仲人で安杰の上司に説得を頼みます。(安杰も強情ですよね~)
 
上司は説得する時に、徳福が軍に結婚の許可を貰う時、安杰の出身階級のせいで昇進を断念した事を話します。
自分の為に徳福が犠牲を強いられた事を知って、安杰は徳福に済まない気持ちになり、帰る事を決意します。
イメージ 8
 
安杰は、今まで不潔だと嫌がっていた隣人の奥さんとも、食事をする様になりました。(以前は奥さん手作りの食事を汚がって食べなかったのですね…)
安杰の考え方もかなり変わって来たようです。
イメージ 7
 
ただ、自分も働くのに子供を看てくれる人が必要なので、実家で女中さんをしていた「孫さん」を呼び寄せました。
 
そこへ、あの徳花も帰ってきます。
イメージ 9
 
またまた、バトルが始まるのですが、徳福がノンビリした性格なので、あんまり深刻にはなって行かないようです。
(男性は奥さんの尻に敷かれている方が 平和で良いかも、です)
 
これから、ドラマは別の厳しい局面に展開して行く事になります。