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三国志など中国語のドラマや日常情報について綴ります

楚漢伝奇(項羽と劉邦) 第21集

ブログは本当に久しぶりの更新です。1ヶ月くらい空きました(^_^;)。
季節的には梅雨ですが、雨が降りませんね。野菜やお米の収穫を考えると何とか雨に来てもらわないと・・・
と、今日は関西ではやっと雨が降りました。良かった~!
 
楚漢伝奇ですが、今回は21集です。漢の劉季のエピソードが多い回です。(画像は全て風行網からの転載です)
 
先ずは秦の章邯将軍のお話。
秦朝廷から派遣された司馬欣は章邯をスパイする指令を受けていたのです。
が、章邯はそれを知ってか知らずか、司馬欣が情報分析担当、自分は戦略と戦術担当として互いに協力する様に指示します。
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さて 沛県の劉季は秦軍の攻撃を迎え撃つ状況になっていました、
粛何は 上中下の三策を劉季に提案します。劉季は下策の籠城を決意しますが、粛何は糧食、人馬ともに不足している状況で、成功の確率は30%と告げます。背水の陣ですよね。
それでも、劉季の配下 曹参は、「この戦いは沛公の為ではなく、自分達の家を守るためにやるんだ!」と農民兵達を鼓舞し大いに盛り上がりました。
上から目線じゃなく一緒に守ろう、と言うのはDJポリスみたいですね。
秦軍の圧倒的な軍力を前にして、沛県の農民兵達は必死で対抗しますが、死者や負傷者は数えられないほど・・・。可哀そうですよね。
一戦目は多数の犠牲の上に、辛うじて死守しました。
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その夜、またもや秦の夜襲に備えます。一難去ってまた一難。
今度は粛何が熱く皆に訴えます。いや~こんなに熱く語る粛何は初めて見ました。
「秦軍の兵は5千、我々は千八百。ここから逃げれば生き延びられるかもしれない。しかし残された家族は殺され、家は焼かれるだろう。それでも生きていたいか?!」
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皆大いに意気上がり、決死の覚悟で家を守る決意をします。
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そんな中雍歯は軍令に背き、配下を従えて勝手に秦軍を奇襲、見事打ち破ります。
劉季達は雍歯が城を出て行ったと聞いてビックリ。
雍歯はやる事はやるのですが、自分に自信が有りすぎてちょっと自分勝手。この人には劉季もずっと手を焼きます。
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しかし、劉季は雍歯が軍規には背いたが、軍功を建てたので、罰せず却って報奨しました。
 
劉季達は秦軍を破った祝宴を開きましたが、そこへ秦軍から使いが来て、劉季を諸侯に封じると言うのです。
が、劉季はこの誘いを蹴りました。そりゃ、そうですよね。急な掌返しは信用されませんよね。
 
さてさて、やっと項羽のお話です。
叔父の項梁は兵力強化のため、山中に潜む桓楚・余英の二人を帰順させるように、項羽を使者として送りこみます。
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この二人は武勇にも優れ、強力な兵馬も持っていたので、二人が入れば項梁軍も一気に大きくなります。
項羽は帰属を促しますが、二人は余り気乗りしないようで、変てこな条件を出しました。
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彼らの廟に大の男が十人掛かっても持ち上げられない鼎があり、それを項羽が担いで歩いたら話に乗りましょう、と言うんです。
殆どお断り前提の条件だと思いますが、項羽はこれをアッサリ受けます。
問題の鼎に項羽はおもむろに手を掛け、何と少し持ちあがった! 
これには桓楚達もポカーンと口が空いたまま。項羽は神じゃないのか・・・」
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さて、本当に担いで歩く事が出来るのでしょうか??