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三国志など中国語のドラマや日常情報について綴ります

楚漢伝奇(項羽と劉邦)第2集

楚漢伝奇ですが、中国で賛否両論が出ているようです。
これは新三国の時も同じでしたが、これほど話題になると言うのは、中国で沢山の人が観ているという事でしょうね。
 
ネットでは、中国の大河ドラマがなっとらん!、と言う方も結構います。
確かに、中には可笑しいドラマも有る事は事実ですが、ドラマの特性にも拠りますよね。
コメディなのか、本当に歴史を再現するものなのか・・・いずれにしても表現の自由は有って良いと思います。
 
さて、今は第10集まで観ましたが、記事は第2集のあらすじです。
(★画像は全て風行網から転載しています)
 
項梁、項羽一行は、有る家の宴会に呼ばれますが、どうもその宴会は旧六国の士大夫階級らしき人達が集まっています。こういう密会は当局の目も厳しく、既にこの情報も漏れているらしいのです。
参加者の一人が 当局に訴えると言い、怒った項梁は、彼を斬り殺してしまいます。
 
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項梁は自首しますが、項梁達の御家再興の強い志を聞いて、役人の司馬欣(下の写真)は、彼らを逃がしてやります。夜が明けるまで、彼らの指名手配通知を待つというのです。
司馬欣もやはり旧六国の士大夫だったのでしょうか・・・。
秦に恨みを持っている人が多いという事なんでしょうね。(それにしても、司馬欣さん男前ですね~項梁さんより、ずっと)
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さて、劉邦さんはどうでしょう。
彼はトラブルに巻き込まれてました。
彼の子分が博打で負け、お金が無いので、代わりに指を取られると言うのですね。まるでヤクザさんの指詰め観たい・・・怖いですね~
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自分が子分の肩代わりをする、と大見得を切ったものの、彼にもお金は無いのです。
で、代わりに自分の家の家財を渡すと言ってしまいます。
そりゃ、父親もお兄さんも兄嫁さんも怒りますよね~
劉季は兄嫁達から物凄く嫌われているんですが、こんな事ばっかりしてたら嫌われるよな~
私でも 弟が家財を勝手に博打のカタに入れてたら、怒りまくりますよ。
まあ、劉季の男気エピソードは、何で子分たちを従えられたか、の理由として、散りばめられているようです。
ただ、外面が良いだけやん、とも言えますけどね…。
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さて、始皇帝の巡察行列が劉季の町までやってきました。
行列が通る時、往来の人は土下座をしなければならず、また家の中の人は窓から窺い見てもいけません。
くしくも、劉季は䔥何と家の中から、項羽は街頭でこの行列に出くわします。
 
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ここで、有名なシーン。
行列を見て劉季が言った言葉は、項羽のそれとよく比較されますよね。
 
劉邦は「男たるもの、あんな風にならなきゃな・・・」。憧れと尊敬です。
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䔥何のあきれ顔が可笑しいですよね。「何言ってんの、この人」
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項羽は「取って変わらずにいるものか!」
ライバル心むき出しです。プライドの高い彼の心情をよく現わしてますよね。
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ところで、項羽一行はまた騒動を起こします。
役人に小刀を持っているのを見咎められ、この役人を殺害して逃走します。
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この土地にも居られなくなった一行は、項梁と項羽は項伯と別れ呉越へ、そして3年後江東の地で会おうと約束します。
三人共にお尋ね者ですから、一緒に行動するのは危険なのです。
それにしても 三年後とは。
 
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さて、物騒な話題ばかりでなく、項羽は虞姫と運命の出会いをします。
目にとまった駿馬の世話をしていたのが、絶世の美女「虞姫」
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虞姫さん美しい!!
最期の事を思うと、悲しいですね・・・
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英雄と美女、本当にお似合いです!
これからも楽しみです。