チャイナなブログ ANDOR Kishimura

三国志など中国語のドラマや日常情報について綴ります

ピンポイントなショップ

先月 東京へ行った時のことです。

原宿付近を見ていたのですが、頭をハンマーでガーンと殴られるくらいの衝撃を受けたお店に出会いました。

それは男性ショーツ専門のセレクトショップです。

男性の、それもショーツのみのお店なんですよ。

普通に考えれば、お客さん来るのかな~って思いませんか?ここまで間口を狭くするのは 商品に余程の自信が無いと出来るものではありませんよね。

しかも、ショップは路面店ではなく 2階なんですね。

でも、その2階を逆手にとって 窓一面を商品でディスプレイし、道を歩くと目に入る様に工夫されていました。

店内のインテリアも ショックでした。

オーナーとスタッフが手作りで内装も作り上げたそうです。
ディスプレイ用のハンガーや吊るし方にも「こだわり」が感じられます。

自分達のポリシーがそれとなくポスターにされて貼ってあったり、商品の合間にカワイイ小物が置かれてあったり、まさに自分達のワールドのプレゼンテーション、と言った店作りになっていました。

女性下着売り場を見慣れた私には とても新鮮で、可能性を感じました。

最近のお店は 間口の狭いマーケットを集中的に狙ったものが 多いように感じます。

たとえば、ロールケーキの専門店。ドーナッツだけのお店。
スィーツと言う言葉が流行りましたが、その中のもっとピンポイントに絞ったマーケティングです。

これが また受けてますよね。

品揃えが無いから売れない、と言われることがあります。

一理ありますが、私はそうだろうか?と首をかしげています。

もし、消費者がたくさんの商品の中から選びたいなら、ピンポイントに絞った店はとっくに潰れるはず。
でも、現実はそうじゃない。

本当に消費者はたくさんの商品から選びたがっているのか?答えは NOだと思っています。

消費者は 価値観(こだわりとも言えそう)を提供してくれるもの、を選びたがっている、と思います。
たくさん商品があっても、欲しいものが無い、とがっかりして店を出るお客様は たくさんいますよね。(私もその一人)

ドーナッツはこの店、でもロールケーキはこの店。と賢くセグメントしているのではないでしょうか?

なら、売る側としては、その一つのセグメントを提供すれば良いのではないか、と目下思案中なのであります・・・