この前の超大型台風で、機能不全に陥った関空。
(画像は朝日新聞9/11より掲載)
ネットニュース等では、旅行者の不満が爆発とか、欠陥空港だとか、否定的な記事が多く見られます。
確かに、たまたま遭遇してしまった外国人旅行者の方々は、大変お気の毒だったと思います。
外国語の案内が少なかった様で、不安に思われた事でしょう。
空港設備については、今回これほど甚大な被害が出るとは、誰にも予想できなかったのに、今更欠陥空港云々報道も少しおかしいと思います。
結果だけ見て、後付けで言うのは誰でもできますから。
2001年には米国土木学会で、20世紀の空港部門で賞を受けてるんですが(※)、その時に欠陥だと報道されたら良かったのに……。
※関空エアポートHP より
http://www.kansai-airports.co.jp/efforts/our-tech/kix/sink/monument-of-the-millennium.html
関空が浸水の為に、ほぼ毎日ジャッキアップしているのは10年以上前からですが、余り問題になっていなかった様な……。
(私はかなり以前、関空関連会社の品質管理のコンサルタントをしていた経験から、良く存じています)
とは言え、反省すべきは反省し、今後より良い空港へと改善頂きたいとは思います。
ただ、ここ最近の関空の復旧スピードには目を見張るものが有ります。
関係者の方々の不眠不休の努力の賜物だと思います。
私は9月末の出張は諦めていたのですが、どうやら杞憂に終わりそうです。
いつもお世話になっている関西空港。
それに関わる方々に感謝、感謝です。
関空、がんばれー！負けるなー！
