アジア な  ブログ

三国志など中国語のドラマや日常情報について綴ります

春節聯歓晩会(春節お祝いショー?)が日本で放送

今日は中国の大晦日(除夕)になります。
たまたまCATVを視たら、その関係なのか、春節お祝い番組をやっていました。

CCTV(中央電視台、NHKみたいなもの)の放送で、日本語の同時通訳もついています。

日本で中国の番組を視る日が来るとは…。時代は変わりましたね。
春節海外旅行客へのサービスなのか、日本にいる華僑へのサービスなのか…

番組のタイトルには、視聴率90%を超える総合エンターテイメントみたいに書いてあります。(結構海外旅行している人もいるから、国内の中国人が視ているってことなのかな…)
日本で言う、紅白歌合戦的なものなんでしょうか。

紅白と違うのは、歌だけでなくコントや伝統芸能等も有り、内容は子供から大人まで、全国津々浦々(海外含め)で多岐に渡っています。

こちらのお二人が総合司会で、北京の会場から生放送のようです。
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これは「オレオレ詐欺」みたいな、電話詐欺を盛り込んだコントです。
(全然面白くないけれど、会場の人にはウケている様)
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それが終わると伝統芸能水墨画をミックスした歌へ。
歌手の女性達は とても綺麗な方々でした。
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その後はなんと「人民解放軍」が出現。
お正月の番組に軍隊がでるのは、やっぱり共産国家なんですね。
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その他に、北京会場と福建省陝西省を同時中継したり、閩南語(ミンナン語)で台湾の人に呼び掛けたりと続きます。(台湾語は閩南語から派生したと言われています)

そして、何と現国連事務総長 潘基文さんが祝辞までします!
国連現職が一国家の為に祝辞なんかして良いのですかね…?

全体的には政治色が強く、「どや!中国はすごいやろ~」みたいな国威発揚的な場面や発言が随所にちりばめられていて、日本人の私にはかなり違和感が有ります。

こう言うのを本当に中国の皆さんは楽しくご覧になっているのかな…?

お正月の楽しい番組とは言えない感じですが…。