アジア な  ブログ

三国志など中国語のドラマや日常情報について綴ります

中国語のドラマには 中国語の吹替えがある?

中国大陸のドラマを視るにつけ、不思議な事に気付きました。
 
中国語の国内ドラマにも関わらず、同じ中国語の吹替えがつくものが有るのです。
 
日本なら海外の映画ならあり得ますが、同じ日本語で吹替えなんて有り得ませんよね。
折角の名優のセリフを別の人が吹き替えるのは何とももったいない感じです。
 
先日観終わった「陸貞伝奇」も吹替えられていました。
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ちょっと分かり難いですが「配音」が吹替えの意味で、その後ろに声優さんの氏名があります。
 
理由としては、中国普通語を正確に話せない俳優がいるからとの事。
 
確かに香港や台湾、たまに韓国の役者さんがドラマに参加している事も有って、まあ標準中国語発音は厳しいだろうな~とは思います。
 
なら、その人だけを吹替えれば良さそうなものですよね…。
 
他には、撮影現場で俳優の音声を拾う技術が余りない様で、周りの雑音を拾ってしまうから、との事です。
 
特に時代劇ですが、車や生活音が入ってしまうと時代が合わないと言うのです。
 
本来は、同一の俳優が吹き替えたらよいと思いますが、俳優は次の撮影に入っており、彼らを長時間拘束するのは制作予算的に厳しいそうです。
 
なるほど…。
 
ただ、三国志の場合はピーター・ホーさんを除いては、俳優さんの自身の声のアテレコだったようです。
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このドラマは きっと予算が潤沢だったのでしょうね。(*^_^*)