アジア な  ブログ

三国志など中国語のドラマや日常情報について綴ります

陸貞伝奇 (宮廷の涙)

台風19号」の影響で、関西も13日はJRが16時でストップし、大阪駅無人状態です。
でも、早めの対処は良かったんじゃないでしょうか。
 
さて、LaLaTVでも放送されていた中国時代劇「陸貞伝奇」(邦題「宮廷の涙」)を視終わりました。
 
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北斉宮廷を舞台にした、陸貞と言う一人の可愛い女子の出世物語です。
 
この頃日本は倭と呼ばれ、朝鮮半島には高句麗百済が存在していたらしいです。
 
彼女は、同僚同士の陰湿な虐め、政敵の陰謀などを勝ち抜いて、官吏としての最高位を極めただけでなく、旦那さんも皇帝という、両手に花?なお話です。
  
旦那さんで皇帝役の「陳暁さん」、すごく端正な男前ですね~
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TV番組の広告には陸貞は実在した、と書いてありますが史実は全く違っています。
 
実際は皇帝高湛の奥さんではなく、その子の乳母だった様です。
また高湛は ドラマの様な爽やかな名君ではなく、贅沢三昧で国を傾け、おまけに奸臣のみを採用し宮廷に混乱を招いた暗君だったようです。
 
ストーリーも面白かったのですが、陸貞が出世するたびに、着替える官服にすごく興味を持ちました。
 
中国の視聴者も同じ興味を持たれた方が多くいらしたようで、新聞にこんな記事が有りました。
右横に地位と服装や鬘の関係が描かれていますね。
すごく分かりやすいです。
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陸貞は 宮女から始まりました。下は宮女の制服です。
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宮女は実務をする人。
宮女の中でも「一等宮女」になるとチームリーダーの様な感じになり、部下の宮女の監督者になります。
 
宮女は試験を受けるか、上司の抜擢で女官になります。
これは「八品女官」の制服。
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写真でハッキリと分かりますが、宮女の時と髪型が全く違います。
頭に大きな髷を着け、簪を挿しています。
このマゲは帽子みたいなもので、このマゲをつける儀式も有ったようです。
 
どうも宮女と女官の身分はかなり差が有る様で、宮女は「奴婢」と自称しますが、女官になると「本官」とか「本座」と言い、他人からは「大人」と呼ばれます。
陸貞も陸大人と呼ばれていました。
 
新聞にも画いて有る様に、女官も階級「八品~一品」で衣服の色が変わるみたいです。
下は七品女官。
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こちらは六品。
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こちらは五品です。
五品は部長職の感じで、一部門の長となります。
一人で複数部門を管理する事も有り、同じ五品でも力関係が有ったようです。
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女官は五品が限界だった様ですが、陸貞は国家予算の半分に当たる商談をまとめ、その功績で「三品」になります。
一段と豪華になり、高貴な紫色をまとっています。
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三品になると単なる女官ではなく、長官として朝議に参加します。
また、この頃非公式に次期皇帝と結婚し「昭儀」となります。
 
旦那さんが皇帝になり、経済・農業担当として「一品」の位を授かります。
遂に大臣の地位まで来たのですね。
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おまけに後宮の全てを決裁できる印綬も授かったので、後宮の完全な支配者となります。
 
この官服をみて感じたのですが、朝鮮半島の女性の服装にとても似ています。
 
多分この頃、中国大陸から多くの文化や制度を取り入れた為かと思います。
 
特に陸貞が宮廷に入る前の服装は、現代のチマチョゴリにも似ている様な…
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 チマチョゴリを詳細に見た事がないので、間違っているかもしれません。
韓国・朝鮮の方々 間違っていたらすみません。