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三国志など中国語のドラマや日常情報について綴ります

楚漢伝奇(項羽と劉邦) 第12集

関西では桜が満開です。今週が見ごろですが、雨が降れば散ってしまいます。
桜はそんな一瞬の美しさが却って良いですね。
さて、楚漢伝奇第12集のあらすじです
(★画像は全て風行網から転載しています)
この会は 䔥大人が大活躍します。やっと劉季達と合流するのです。
胡亥は趙高に丸めこまれ、本当にお飾りの皇帝になっていきます。

噂の趙高ですが、彼は本当に口の上手いオジサンです。
胡亥に「陛下は私にだけお会いになり命令をお伝え下さい。そうすれば陛下が皇帝学を極めて行く事がお出来になるではないですか」
胡亥は元々やる気は有るけど、方向が全く間違っている人なので、簡単にOKしてしまいます。あ~アホヤね。
さて、劉季達ですが、陳勝呉広の乱以来、各地で反乱が勃発し、沛県にも反乱軍が迫って来ているのでした。䔥大人は、この機を利用して劉季を救おうとします。
喪服を表す白い鉢巻をして、県令に会いに行きました。
県令は「何でそんな恰好をしているんだ?」といぶかります。
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䔥大人は 「私達はおっつけ命が無くなりますから・・・。陳勝呉広の一派は迫って来ています。沛県は楚人が多く、秦を恨んでいるものが多いのです。もし彼らが自ら陳勝呉広の兵を引きいれたらどうなるでしょう?県公のお命の保証はございません」と訴えます。
県令は「では、どうしたら良いのだ?」と䔥何に尋ねます。
䔥大人はここぞとばかり、畳みかけます。
「劉季を利用しましょう。彼は遊び人とは言え沛県の人間は信用しています。彼に恩赦を与えて、劉季を沛に戻せば、沛人達は県公に感謝するでしょう。そうすれば一致団結して沛を守る事が出来るのではないでしょうか」
県令はこの提案を受け入れました。
そこで、䔥大人は劉雉に会い、「劉季に戻る様に説得して欲しい」と頼みます。
しかし、劉雉はアッサリ断ります。
「あの人は私の言う事なんか聞きませんよ。それに今私は一家を食べさせることで精一杯なんです。䔥大人が手紙を書いて説得されたらいかがです」
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䔥大人は 劉季達が潜んでいるのが芒碭山(ぼうとう山)だと読んでいました。
彼は夏候嬰に手紙を渡し、芒碭山の劉季に渡すように命じます。
自分の親書だと証明する為に、剣も一緒に渡します。
 
やっと、項羽達のお話です。彼らも陳勝呉広の反乱を見て、決起する決意をします。
仲間の楚人達が、項梁を将軍として自分達は従いたいと言いだし、それを受け入れました。
(第12集ではここしか出てこないのよね。残念!)
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またまた、こちらは秦朝廷。大臣が陳勝呉広の反乱を訴えますが、胡亥は信じようとしません。
嫌な話には耳を塞ぎたいのでしょう。(私もこうならないように気をつけよう!)
それを察して、一人の大臣が「単なる盗人集団で、反乱など大それたものじゃございません」と進言します。
胡亥もそうだ、そうだと結局ウヤムヤにしてしまいました。ダメですよね・・・危機は迫って来ているのに。
 
さて、また劉季達。夏候嬰は芒碭山にたどり着き、劉季達に会う事が出来ました。
そして、県令が劉季を許し一緒に反乱する、なので䔥大人が、早く下山して沛に戻れと言っている、と伝えますが・・・
劉季はこの話を信じません。䔥大人は信用するが、県令は信じられないと言うのです。
そこで、再度夏候嬰を戻して様子を探らせる事にしました。  
結局、劉季の読んだ通り、県令は心変わりし、䔥大人達を捕えようとしていたのでした。
夏候嬰は県の役人達を殺し、䔥大人を救い出し、芒碭山へ戻って行きました。 
さて、また秦朝廷です。
大臣たちが揃って秦の危機を訴え、趙高を廃し李斯を重用するよう訴えます。これを聞きつけた趙高が慌ててやって来て、大人達を威嚇します。
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大臣たちは、趙高が来たとたん、借りてきた猫状態。さっきまでの元気はどこへ?と静まります。
 
それを見た「叔孫通」と言う大臣が、「秦の民は皆喜んでおります。衣食住に心配なく、裕福な暮らしをしております。誰が反乱など考えましょうか」
 
胡亥はそれを聞いて大喜び。
 
結局、またしてもウヤムヤにされたのでした。
見ざる・言わざる・聞かざる。
これではダメになるのも時間の問題ですね・・・・。