昨日今日と関西もすごく冷え込んでいます。
特に昨日は雪が舞っていました。
でも、あと2週間もすればお雛祭り、そして桜の季節がやってきます。
寒さとももう少しのお付き合いだと思うと、却って名残惜しいような気もします。
さて、楚漢伝奇第5集のあらすじです。
(★画像は全て風行網から転載しています)
始皇帝の長男「
扶蘇」は聡明で臣下の評価も高い人でしたが、父皇帝の治世手法には疑問を持っていました。
これを聞いた
始皇帝は激怒し、その場で
扶蘇を斬り殺そうとしますが、臣下が止めに入り死罪は免れます。
しかし、怒りの止まらない
始皇帝は、
扶蘇を
匈奴と秦の
蒙恬将軍が戦っている北方の国境へ追いやります。
ただ、
始皇帝はこの長男を高く評価していたようで、自分のやり方が理解されない事に寂しさと孤独感を感じています。
実際、自分の後継ぎも
扶蘇にしようと考えていたみたいですね。(でも、
始皇帝の死後
扶蘇と
蒙恬将軍は宦官趙高らの陰謀により自殺させられるのです・・)
さて、こちらは旧六国の一つ韓国の貴族「
張良」です。
彼は
始皇帝を暗殺する事を生きがいにしていて、弟が亡くなっているのに葬儀もろくに上げません。
葬儀の資金を暗殺の為に使う為です。
彼は、武勇の達人を探していましたが、やっと怪力の滄海君に出会い、
始皇帝暗殺の一団に加わる様依頼します。
普通で考えれば、無茶な頼みですが(一緒に死んでくれ、と言うのと同じですもんね)、彼も秦に恨みを持つ人の様で、逆に意気に感じ自分の命をささげる事を誓います。
始皇帝はまた視察の旅に出たのですが、例の
張良たちは通り道に伏兵を配置し、その命を狙います。
張良自身も決死の覚悟で穴に隠れ、
始皇帝が至近距離に来るのを待ちます。
しかし、さすがは秦軍。
伏兵を察知し、章邯将軍を筆頭に対抗します。
章将軍は秦随一の武勇を誇る人で、結構カッコいい感じですよ
(男前な章将軍ですが、頭の飾りがリボンみたいでキュートに見えてしまうのは私だけでしょうか…)
前出の
扶蘇の娘「晨曦公主」も
張良達に襲われ、あわや乗っている馬車も破壊されそうになります。
(公主とは○○姫と同じ意味です。)
で、章邯将軍は「姫様、私にお手を!」と晨曦公主を片手で自分の馬まで抱きかかえて乗せます!
お~カッコいいですね~(ホレボレ(*^_^*))
でも、これ、どっかで見たこと有るな~。
あ!そうだ!
同じ「高希希監督」の「新三国」に出てきた「
呂布と
貂蝉」の1シーンと全く一緒です。
貂蝉の馬車がやっぱり谷底に落ちそうになり、そこへピーター・ホー演じる
呂布がやっぱり片手で彼女を抱きかかえて救うシーン。
う~やっぱりピーター・ホーの方がカッコいいです。(今回彼は
項羽役で出ていますが・・・)
高希希監督は、よほど英雄が美女を助けるシーンがお好きなんですね。
それも、必ず馬で走って来て、片手で女性を抱きかかえる、って言う。
確かに片手で馬を走らせながら、もう一本の腕でで女性を抱えるのは、余程力持ちで度胸が無いとできません。
男の中の男!キャー!すてき!
(と、オバサンは騒ぐのでした)
いけない、本筋に戻りましょう。
張良は追い詰められましたが、逃げおおせ、次の機会を狙う事になるのです。
始皇帝は一命を取り留めましたが、この辺り一帯の子供老人に関わらず皆殺し、そして草一本でさえも根絶やしにしろ!と部下に命じます。
この楚漢伝奇の
始皇帝は、本当は情に厚いのに、非常に孤独で、感情の起伏が激しい人に描かれています。
一旦火がつくと、手が着けられないような状態になり、残忍な事もやってのける人。
ただ、古代の偉い人たちは、皆一様に残忍ですから、彼に限った事ではないですが。
今回
始皇帝を演じている役者さんが、新三国では
劉備を演じていて、真逆の個性を表現しているのはとても面白いですね。