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三国志など中国語のドラマや日常情報について綴ります

三国志 黄月英~諸葛亮の奥さん! ≪three kingdoms-37~38≫

「新三国」4月からBSのTBSでまた放送されます!感激!!
 
さて、この「新三国」は中盤からは完全に孔明さんがヒーローです。
今まで私は、やたら諸葛亮に人気があるので、却って彼に興味がなかったのですが、やっぱり魅力的ですよね。
 
この方、頭が良いだけでなく、自分の才能に絶対の自信を持っていて、号を「臥龍」と言うのです!
龍ですよ、龍!中国で龍は王者ですよ〜
結構、ブイブイ言わせていた生意気なヤツだったかもですね。
 
特に孫権を説き伏せる前、孫権重臣たちを言葉だけでガンガンやっつけてしまうところは、天下一品です。
このあたりのお話は別でするとして、今回は奥さんのお話です。
 
ドラマでは家庭の影もないように描かれていますが、結構子沢山なんですよね。
諸葛亮に興味を持ってから、彼の奥さんって一体どんな女性?ととても気になりました。
 
そこで、いつもの「百度百科」の登場です。
 
彼の奥さんは「黄月英」さん。
何となく美女を期待してしまいますが、そうではなかったようです。
髪の毛は黄色っぽくて、色黒。???
黄色っぽい髪って?
金髪、じゃないよね〜
茶髪だったのかしら・・・
昔は真っ黒な直毛が美しかったので、茶髪だけでもダメだったのでしょうね・・・
今だったら、肌が浅黒くても美女は一杯なんですが・・・
価値観が違うから仕方ないですね(-_-;)
 
ただ、彼女はすごい才女でした。
彼女のお父さんが「うちの娘は綺麗じゃないけど、すごく頭が良いから、その面で君にピッタリだよ」と諸葛亮に売り込んだところ、彼は「じゃ、嫁にもらいます」とあっさりOKしたそうです。
さすが、孔明さん!こういうところ、好きだな〜
綺麗でもおバカな女より、賢い女に価値がある!孔明さん、男前やね!
 
ただ、一説には本当は美女で、孔明を試す為に「不細工です」と嘘をついたとか・・・
(こっちの方が嫌味かな・・・)
 
結婚するとき、才女の月英さんは孔明に注文を付けたそうです。
「三不条件」と言うもの。
「一不坐轿,二不骑马,三不乘船」(輿にも載らないし、馬にも乗らないし、船にも載らない)で孔明さんのお家へお嫁に行くわ~
現代だったら「何言ってんの?歩けば良いじゃない?」って事ですが、昔は輿入れの時は余所の土地を踏んじゃいけなかったので、乗り物で旦那さんのお家へ行ったんですね~
 
さすが才女!あなたが本当に頭が良いなら、私の謎を解いてみよ!って感じですか?
一休さんみたいね。
 
で、孔明さん、やっぱり見事解決しました。
その時、なんだか木馬みたいなものを発明して、それでお迎えに行ったそうです。
木牛流馬、と言うもの。
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ちょっと微妙ですよね~。
まあ、でも、孔明さんの熱意は感じられますね。
月英さんに惚れていたのか、プライドが許さなかったのか分かりませんが。
月英さんもこの変な乗り物が気に入ったようです。
 
夫婦になってからは、二人はとてもうまく行ったようです。
やっぱり、これだけの男を相手にしようと思ったら、それなりの才女じゃないと話もできないのかもしれません。
 
最後に月英さんの画を載せますね。きれいな人になってますね~あれれ?
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