前回からの続きです。
大学受験ですっかり中国語とは疎遠になり、仕事も外資系のOAメーカーに就職してしまった私は輪をかけて英語にドップリになりました。
仕事で使う言葉、資料、部署名、あらゆる所で英語、英語だったので、それだけでアップアップしていました。
それから3年くらい経ち、仕事もすっかり慣れた頃、すごーく好きな男性が出来たのです。
意を決して告白したのですが、アッサリ撃沈!
もう、落ち込んだのなんのって・・・何しろ同じフロアに居た人でしたから、たまに顔を合わせます。バツは悪いし、なかなか忘れられないし、ドツボにハマっていました。
ダメだ!このままじゃ!どんどん暗くなるし・・・何か始めなきゃ!気分を変えるんだ!
じゃあ、何?やっぱり「中国語」だ!
とその日から早速開始です。
テキストも購入し、毎日帰宅後1時間中国語をやる。
確か、その時のテキストは「ミンミン」と言う女の子のエピソードだったと思います。
それが慣れて来たころ、もう少しキチンと勉強しようと思い、教材を購入する事にしました。
この頃私はお給料を貰っていましたから、親にヘルプして貰わなくても、自分で購入できましたしね。
ただ、すごく高かった。もちろんローンだったと思います。
購入したのは、リンガフォン中国語講座(↓こんな感じだったと思います)

今はもう無いかも、です。
内容としては、紡績工場で働く男性の日常と、日本から旅行で北京に来た人の旅行会話だったと思います。
とにかく、打ち込みました。
帰宅後の1時間を確保するため残業ができないので、早朝出勤もしましたね~
不純な動機で再燃した中国語でしたが、すごく面白かった。
私の勉強方法は、名付けて「10回読み」
このブログでもお話ししてきたように、言葉は音が命、と思っています。
なんで、とにかく発音を徹底してやりました。
「10回読み」は一言の間違いもなくテキストを音読する。
これを10回クリアするやり方です。
一言でも詰まったり、間違った場合、最後の1行まで来ていても、最初から音読します。
10回読みをしていると、そのテキストが自然に口から出てくるようになります。
こうなったら しめたもの!
中国語に熱中して行くうち、いつしかフラれた彼の事は、スッカリ忘れていました。
ホントに便利な性格です。私は良い性格とは言い難いですが、この変に楽天的なところには、ずっと助けられて来ました。
さてさて、中国語の勉強はこれでは収まりません。
元々大好きだったので・・・・
続きは次回です。