三国志 曹操と呂布 ≪three kingdoms-18~19≫
ハマっている中国語ドラマ「新三国」は19集まで見終わりました!
毎日時代劇中国語を耳にしているせいか、「必勝无疑」とか「易守難攻」みたいな言葉が出て来ます
ちょっと困ったな~。
確かに潤沢な予算があるので、セットや衣装、小物背景など全てリアリティが有り、どの場面を切り取ってもまるで絵の様です。光線の当たり方、砂煙などもとても効果的で、画面に奥行も出ています。
正直、日本のドラマより優れていると思いました。
この二人、今までの三国志演義とは全く違った側面が表現されていて、とても良かったです。
正反対のようですが、高監督はどちらも否定はしていません。
陳公台
呂布は武力こそ天下無双ですが、知将とは言い難いのに、なぜ二人が最後まで彼に着いたのか?
二人はこう言っています。
これこそが、呂布の魅力だったのでしょう。
一方の曹操は、二人から散々になじられても、全く怒らず動じず、懐の深い腹の座った事を言ってのけます。
「自古以来、大奸似忠 大偽似真」 (昔から 奸が極まれば忠のようであり、偽りが極まれば真の様になる)
「人は自分を奸臣というが、自分は人の評価など全く気にしない。自分の野望を実現できるなら、君子でいることより、むしろ奸臣を選ぶ」
すごい人ですね。自分の欲しいものがクリアで、ある意味で達観しています。
正反対のように見えて、実は二人とも自分が大事に思ったものにストレートでした。
中盤からの展開はどうなって行くんでしょう。
これからもとても楽しみです!