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三国志など中国語のドラマや日常情報について綴ります

三国志 ピーターホーの新しい呂布 《three kingdoms》

三国志<three kingdoms> やっとこさ、第10集まで観ました(#^.^#) 亀の歩み・・・・
 
この三国志の監督は「高希希」さん。 
「新・上海グラント」の監督でもありました。
(知ってる人は知ってる、知らない人は知らない・・・)
 
高希希さんの三国志、序盤の「群雄割拠」では今までの呂布とは違う、愛に純粋な呂布が表現されています。
演じているピーター ホーさんのインタビューを読むと、やはり今までとは違う「呂布」にしよう、と監督と相談したそうです。
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ご存知のとおり、三国志演義での呂布は「三姓家奴」なんて言われて、自分のメリットのためには、平気で人を裏切り権勢におもねる、あんまり尊敬できない系の人に描かれています。
 
このドラマでも張飛に「三姓家奴」と罵られてますね〜。
 
これは、呂布丁原董卓の養子になり,自分の姓も呂と三回違う姓になったからだそう。
しかも赤兎馬(名馬です)が欲しいがために大事にしてくれた義父の丁原を殺し、董卓の養子になったので罵られているんですよね。
 
個人的には三国志の武将は、殆ど自分のメリットで「昨日の敵は 今日の友」みたいなことをするので、まあ、呂布だけではないのかな〜とは思います。
 
一方<人中呂布,馬中赤兎>(人なら呂布、馬なら赤兎)とも讃えられて、呂布の圧倒的な武勇は称賛されてもいます。
呂布は当代きっての最強の武将、呂布がいるだけで軍が撤退したと言うから大した人です!(◎_◎;)
 
三国志演義呂布の風貌は、身の丈1丈(2.3m)、「方天画戟」を携え「赤兎馬」に跨り、黄金の冠を頂いている、と描写されています。
 
「ピーター ホー」さんの呂布は、背は高くガタイも良いけど、もう少しスッキリと爽やかな感じになっててステキです。
 
ピーターさんの声も、如何にも豪傑というより、ソフトな優しい声なので、粗暴な面もあるが 惚れた女子には滅法優しい純粋なお兄さん、的な感じが出ています。
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 それに金の冠ではなく銀の冠で、貂婵がこの冠を留めている銀の簪を抜き取って、「この銀簪をあなたの代わりにするわ」と言わせています。
 
この場面は 本当にロマンティックなので、次のブログで「呂布のプロポーズ」として ネタにしようかな〜と考え中です。
 
人は決して一面だけでは片付けられない複雑な生き物だと思うし、それが魅力でもあるので、今回の呂布はとても好きですね(^v^)