アジア な  ブログ

三国志など中国語のドラマや日常情報について綴ります

1980年代の上海~北京びっくり旅3

前回 の続きです。

 

偶然に空港で出会った男性に宿泊先を紹介してもらい、おまけに通訳さんまで派遣して頂いた私。

 

ホテル料金まで交渉をして頂き、宿なしから一挙にリッチホテルに宿泊できる事になりました。

 

その夜はゆっくり過ごすことができました。
おまけに、そのホテルの総経理に呼ばれ、総経理が片言の日本語ができることから、温かい言葉をかけて頂き、北京からの復路でもここに泊めて頂く事になりました。

 

次の日上海から北京に無事到着し、今回はお昼だったので、インフォメーション・センターでホテルの手配もできました。

 

さて、どこへ行こうかとホテルに荷物を下ろして地図を広げ、やっぱり最初は故宮だろう!故宮へ向かいました。
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慣れないのに、路線バス(超満員!)に乗り込み、何とか故宮に到着しました。

 

故宮では、やはり貧乏旅行なので、ガイドさんなど雇えません。

 

他の団体さんの後ろに密かに紛れ込み、説明を聞く、と言うセコイことをしていました。
(いや、結構これで説明が聞けるんですよね。ガイドさん、ごめんなさい)

 

故宮で、全く関係のない団体さんにひっついて移動していたその時。
向こうから見覚えのある方が歩いてこられるではありませんか!

 

その方は、誰あろう、上海空港で私を宿なしから救って下さった、あの中国人男性なのでした!
彼はツアーガイドとして、日本の団体さんを率いて前を歩いておられたのです!

 

上海でお会いして、また北京でお会いするとは!
私は感激してしまい、その男性に会釈したのですが、彼は私の事を全く覚えておられないようでした。

 

そこで、また大感激!
だって、人に親切にしたことを全く覚えていないなんて、本当に良い方じゃないですか!

 

中国の人ってすごい。この事ですっかり中国が好きになった私でした。

 

しかし、まだ奇蹟は起こるのです。続きは次回にて。