チャイナなブログ ANDOR Kishimura

三国志など中国語のドラマや日常情報について綴ります

アジアンビューティ

私の願いは、全アジアの女性達が美しくなる事です。

ヨーロピアンの人達には、既にある程度確立されたものがあるけれど、従来のアジアにはヨーロッパの真似っこで借り物しかなかった様に思います。

アジア人の美しさは、ヨーロッパのそれとは違いますから、真似っこをしても美しくない。

私がこの事を強く感じたのは、20年近く前に台湾に留学していた時です。

私のルームメイトに、チャイニーズ・アメリカンの女の子がいました。

最初彼女と出会った時に、彼女のお化粧の凄さに驚いてしまいました。

彼女は目の回りに濃いアイシャドーを塗りたくって、まるでパンダちゃんの様でした。

ところが、シャワー後スッピンになると、彼女はとても美しいお顔になる。

お化粧しない方が可愛いのに、と思いながら言い出せずにいました。

ある日の事です。

私は日本から持って来たファッション雑誌をリビングに置きっぱなしにしていました。

私の留守中に、どうやら彼女はそれを入念に読んだ様でした。

私が帰って来るのを待ち構えて、興奮した様子で話し掛けて来ました。

『ユウコ、この雑誌は素晴らしい!』
『どうしたの?』
『このメイクアップの記事!こんなに詳しく説明してあるの、アメリカにないよ!』

彼女は中国系とはいえ、生まれも育ちもロサンジェルス。ちゃきちゃきのアメリカンです。

友達は皆白人だし、自分の周囲にも、白人を対象にしたメイク本はあるけれど、アジアンのものはないと言います。

『この雑誌は日本人の女の子用だから、きっと私にも合うと思うんだ。』
『うん、そう思うよ。あなたは元々綺麗だから、もっと素敵になるんじゃない?この雑誌はあげるよ』

彼女は大喜びで、次の日から雑誌に書いてあるメイク道具を全部買い揃え、日本メイクの練習を始めたのです。

何日か過ぎて、彼女は見違える程綺麗になりました。

以前は素の美しさを殺していたのが、日本メイクによって、彼女の個性を活かした美しさになったのです。

やはり、自らが持っている特長を活かさなければいけないんだな、とつくづく感じました。

その後、驚いた事がまた一つ。

リビングで、テレビをボーと看ていたのですが、CMにどこか見覚えのある女性が出ているではありませんか。

よく看ると、なんとあのルームメイトの彼女です!

彼女は台湾のモデルエージェントにスカウトされ、テレビ出演していたのでした!