国慶節前に急に大連事務所スタッフから連絡が。
「急に停電で、染色工場がストップしました。縫製工場は自家発電できるから大丈夫。」
理由は?と聞くと、
「良く分からない。ネットでは色々な原因が出てますけど。」
はい?もうすぐ北京五輪も有るのに、今さら停電ですか!
反響が大きく、情報を聞いたお客様も「納期大丈夫ですか?」と心配されています。
幸いにも、現在の生産には大きな影響はありませんでしたが、今後は心配です。
染色工場がストップしたらしく、これから使用する材料は納期通りになるかどうか…
原因を百度で調べたところ…。
スタッフの言う通り、はっきり分かりませんでした(*_*)
共通して書いてあることは、
・石炭価格が高騰しているのに 電力小売り価格は変わらないので、電力会社が売電したくない(これが遼寧省など東北部の原因らしい…。本当?)
・コロナ後経済の回復のスピードが速い。広東・長江デルタ地区で9~10月は発注が集中し、需要と供給バランスが崩れた。
・気候による風力発電力低下
・広東の気温が38度でエアコン使用が激しい
と色々なのですが、
有人把停电原因归结于“能耗双控”
のところが結構強調されているみたいでした。
「能耗双控」って?
簡単に言えば、各省のGDPはエネルギー効率を考えること。同じGDPでもエネルギー大量消費はダメ、みたいな感じです。各省で目標も変わるようです。
産業別収入当たりの電力消費量 のグラフがありました。
ものすごく小さくて見えにくくすみません。縫製業は結構効率悪い方になってるなあ・・・・
この目標達成のため、特に東北部(遼寧省など)で電力カットしてるんじゃないの? と言っている人が多いようです。
WEB では、決してその目標のためじゃないですよ❗影響大きすぎますから❗と強調されています。
結局原因は良く分からず、計画停電は必ず有り、影響を受けることは間違いないです。
ちなみに、北京の計画停電はありません。オリンピックあるからですか~❗